誰も死なないし、生き返らないし、悪は栄えないし、世界は滅びない

ブログのデザインを変えました。ひっひっひ、かわいいねこちゃんめ。

来世は絶対ねこになって、おひるねしまくってやるぞと心に決めています。

 

昨日は1か月ぶりにみんなが集まってバレーの練習試合をした。

ハイパースーパー楽しくて、笑いながらバレーしてました。

みんなもすごく楽しそうで、しみじみいいなあと思った。

たぶんみんなも日常生活では笑っていられることばかりではなくて、毎日仕事が大変だったり、それぞれの悩みを抱えながらどうにか生きているんだと思う。

それでも人生の中で熱中できることがあって、私はバレーしているときが一番楽しいからありがたいことだなあと思う。つまらないけれどひどく困難な日常に風穴を開けられる。

みんなが必死でボールを拾って、スパイクを決めようとしている姿を見ると、けなげでかわいいなあと思う。もう30歳近い男の先輩がめちゃくちゃ楽しそうに、レシーブしている姿を見ると高校生の時の面影を感じる。いくつになっても人の内面はたぶんあんまり変わらないんだと思う。

そんな先輩の姿を見て、ハイキューで出てきた言葉を思い出していた。

 

「・・・おれ達が 負けたところで 勝ったところで」
「誰も死なないし 生き返らないし 悪は栄えないし 世界は滅びない」
「壮大な世界を世界を駆け巡るでもなく」
「ただ9×18mの四角の中でボールを落とさない事に必死になるだけ」

 

バレーをしながら、意味なんてないのにこんなにみんな必死にボールを落とさないようにして、なんて素敵な人たちなんだろう。すきだなあってしみじみ思った。

でもバレーに限らず人生も同じだな、とも思った。

人生だって特にしなきゃいけないことなんて本当は決まっていないんだろうけれど、何にもしないとつまらないから必死で生きているんだろうなあ。

意味なんてないなら、気楽に生きたい。

 

昨日、新婚のセッターの先輩が久しぶりにバレーに来てくれて一緒にプレーできたの楽しかった。みんなとバレーしていると楽しくて、幸せで、それでいてちょっと怖い。いつかはみんなとバレーできなくなってしまう日が来てしまうだろうから、この幸せはずっと続くわけではないんだと思うといくら笑っていても心のどこかで悲しくなる。だけどその分、後悔しないように大切にしたいとも思う。