辛いこともネタにしよう

この間の土曜日、また懲りずにお見合いをしてきた。3回目だった。

結果から言うとしなくて良い苦労をしたな~という感じ。

今回お見合いして、もう婚活は諦めよう!という心境。

 

今回のお見合いの相手は同い年の男性。仕事は聞いたけどよく分からなかった、、。なんかネットワーク関係。わからない。

 

お笑いとか漫画、アニメがすき。学生の時は三食ラーメンを食べるくらいすきだった。

実家暮らし。兄弟は5つ下の弟がいる。おそらく天パ(めっちゃ不自然なくらい髪がストレートでカッパみたいだったからストパをかけているんだと思う)

色黒でまつげがめちゃ長い。カラオケがすきで良く歌う曲は米津玄師、髭男。

 

お見合いは13時からだったのだけれども、昼過ぎ起きて、お布団が気持ちよくてこのまま寝ていたいと思った。そのまま寝ていればよかったとすごく後悔している。もしその日に戻れるなら、連絡も入れずにぶっちしてしまうと思う。しなくて良い苦労をした~~。時間を戻せるなら、今すぐ戻したい~~~。

 

お見合い中はまあ普通に話せていたと自分では思っていたのだが、全然ダメだったと相手の話を聞いて思った。

 

なぜだか分からないのだが不思議なことが起きて、信じてもらえないかもしれないが男性が仲人のおばさんにお断りしている様子が聞こえる電話がかかってきた。

 

最初どういうことか分からなかったけど、たぶん家電でおばさんと男性が話していて、間違ってか何か見えない力じゃないけれどもそのようなものが起きたか、単なる通信障害なのか分からないけどおばさんの携帯電話から私に発信してしまって、おばさんと男性の会話が筒抜け。おばさんの話声は聞こえるけれども、男性の声は聞こえなかったから、やっぱりおばさんの誤発信というのが濃厚かなあ。ちなみに後からかかってきた電話でおばさんに聞こえていたことを伝えたら、ひどく動揺していたから自分では気づいていなかったんだと思う。

 

本当に意味が分からない

今思うとオイシイな、私はツイてるなあとぼんやり思うけれども、その時は大変だった。

聞いちゃいけない話を聞いているなあと思ったけれども、好奇心から電話を切れずに聞いてしまっていた。

 

以下、会話の内容を書いてみる

(状況としては、わたしはお見合い後、おばさんにOKをだしているが、相手は断りの電話をしている。わたしはおばさんと男性の会話しているが、わたしが実際に聞こえているのはおばさんの話声のみ)

 

おばさん「〇〇さん(私の名前)はいい人だったのでぜひって言ってるのよ。アタシもびっくりしっちゃって。だって二人ともいい雰囲気じゃなかったじゃない?だからてっきり○○さんもお断りすると思ったのよ。」

 

「…ああ、そう。○○さんはぼんやりしてたのね。それじゃあなたは辛かったわね、あっはは。うん、うん。打てば響くようなことも言わないのね。まあ、女の人の方がべらべら喋っていても嫌われるけどね~」

 

「そうね、どうせ連絡先を交換したとしても3回会って終わるのが関の山だわね」

 

みたいなことを話していた。本当に嫌になった。聞いちゃだめだーと思いながら5分くらい聞いていて、嫌気が差して通話を切った。

 

まあ、大人だからさあ、お互い一応はお見合い中笑顔で話してたじゃん?それを君は裏ではそんなにぼろくそ言うわけか、っていうのとおばさんも辛辣じゃん、、ってなんかさーっと血の気が引いた。

 

こっちとしては初対面の男の人なんて、恐竜みたいなもんよ。得体が知れなくてこわい。こっちも一応は話振ってたじゃん。打てば響くような回答を求める精神が分からない。そういうお前はすっごいおもしろい話でもできてたんか?

私がぼんやりしてたっていうけど、そのつもりはなかった。むしろ危機的状況でパニパニしていた。でもそんな風におもったんならごめんな。

 

だけど、男の人が女の人がぼんやりしていたって言うのって恥ずかしくない?

だって興味持たれなかったってことでしょ?君の力不足をわたしのせいにするなよ。

 

と今なら冷静に反論できるんだが、その当時はもうショックだった。

本屋にいたんだけど、ぼろぼろ泣けてきた。

 

電話を切って、おばさんからの電話を待った。

なんて話そうって頭を巡らせていた。

 

おばさんから着信。電話をとる。

 

「あのね、○○さん、実はね…」と切り出してきたので「だめですよね」と返す。

「あら、なにか感じることがあった?」

「いえ、先ほどお相手とお話されている電話が聞こえてきましたので…。」

 

おばさん、そこでプチパニック。

「あらやだ!ええ、なんで!どうして!?わたし○○さんを悪く言ってないわよねえ!?」

 

言ってたっつーの。ていうか、「悪く言ってないわよね」と言っている時点で黒。

 

わたしそのまま「あれですよね、私がぼんやりしていて、打てば響くようなことを何一つ言えなかったから相手はお断りなんですよね。もしここで相手がOKだしても3回会えばどうせ終わりと思ってらっしゃるんですよね。」と冷静に返す。

 

おばさん、沈黙。

「○○さん、怒らないで頂戴。 ごめんなさいね、傷つけてしまって。」

 

私は怒っているのではなくて、傷ついているんだなと思って一気に涙腺がばかになって泣いてしまった。泣いているのも情けなくて、恥ずかしくて、「大丈夫です、失礼します」と電話を一方的に切ってしまった。

 

おばさんは男性と話しているときは男性側の視点に立って話しているからと言い訳していたけれども、もうおばさんのこと信用できなかった。

そして一度聞いてしまったことをなかったことにはできない。もうだめだった。

 

その電話のとき、2度目にしたお見合いの人ができればもう一度会いたいと言っていることを話していたが、それもふざけるなと思った。

先月お見合いをしたのだが、楽しく話せたと思い、こちらからはOKを出したが相手からはだめだった。

お見合いが終わった後、直感でこいつはOK出さなそうだなあと思ったことを覚えている。

 

たぶんこいつは何回かお見合いして断られてしまったから、全然タイプじゃないけれども断った私にしとくかって今更思ったんだろうな。

ふざけんじゃねーや、ばーろー。

逃がした魚は大きいぞってんだ。

 

なんか人間不信になりそうだなと思った。

他人が何考えてるのか分かんなくてこわいな~って思ったし、自己肯定感下げるようなことしないでくれって思った。

こちとらぎりぎりを生きてるんだ。あんまり刺激してくんなよ~って思った。

涙腺が崩壊して、ばかみたいにぼろぼろ泣いて本当に情けなかった。

あいつらなんかのために泣くな~って思うんだけど、泣きたくなんかないのに涙が出てきた。

家に帰ってもう安全だと思ってるのに、ソファに寝転んで天井を眺めていても涙が出てきて本当に疲れた

泣くのも体力がいる。

 

誰にも相談できないし、私そんなに悪いことしてないのになんだか巻き込まれてしまった感が否めない。

 

1日寝てもう涙が出てくることはない。ほっとした。

 

もう引きこもるしかない。隠居するしかない。

めちゃくちゃ暑いし、ほんと最低限のことして生き延びようと思う。

 

ああ、誰かに相談したいから占いの人に会いに行こうかな。それはいいかもしれない。ずっと前に一度会って、なんだか淡々とした雰囲気が素敵だった人。

会いに行こう。