【おばあさんと好きな男性の外見について盛り上がる】

結婚相談所に入会して2日後、仲人のおばあさんから電話がありました。

紹介したい男性がいるとのこと。私はこんなに早くご連絡がいただけると思わなかったので驚きつつも嬉しかったです。

 

結婚相談所に入会した際、おばあさんにお見合いの際はヒールのある靴、女性らしい明るい色の洋服、できればスカート、と言われて急いで買い物に行きました。

私は足が大きく26センチなのでヒールのある靴で履けるのがあるだろうか、、と思ったのですが、売っていました!履いてみるときつくなかったのでほっとしました。他にはピンヒールを好奇心から履いてみましたが、これは無理だ、世の中の女性はすごい、、と思いました。

結局買ったものはヒールのある靴(シンプルで後ろにリボンが施されているもの)、ピンクのスカート、レースがあしらわれたトップス、ストッキング、黒のシンプルなバックを買いました。

こんなに女の子らしい洋服は買ったことがなかったのでドキドキしました。一方で似合うだろうかと不安でした。

家に帰って母に見せると驚いていましたが、なんだか嬉しそうでした。

 

再びおばあさんのお宅に行った際には上記の洋服で訪問しました。似合っているかどうかはあまり考えないようにしました。これは婚活、マナーなのだと考えるようにしました。

そしてどら焼きなどの詰め合わせの菓子折りを持参しました。母と一緒に選びました。お母さん、どうもありがとう。助かりました。

 

菓子折りをおばあさんに「これよかったら召し上がってください」と渡しました。

「まあ、ありがとう」と喜んでもらえてよかったです。お母さん、ありがとう!(2回目)

 

おばあさんから早速紹介してもらったのは30歳で都内まで通勤されているSEの方でした。眼鏡をかけてスーツを着て椅子に座っている写真からは穏やかそうでいい人だなと思いました。確か年収は320万くらいだったと思います。

 

「いい方そうですね。」と私はおばあさんに言いました。

「あなた、穏やかな人がいいって入会したとき言ってたじゃない?この人なんて穏やかでいい人よ。」

「はい、そうですね。ありがとうございます。」と答えましたが、おばあさんはなんだか少し考えているようで、沈黙が訪れました。

わたしはおばあさんが何を考えているのかなとじっと見ていました(笑)あんまり下手なことを言わない方がいいと思っていたのです。

 

おばあさんは口を開き、「あなたさあ、芸能人で言うと誰が好き?私のわかる人で言ってね。あぁ、嵐だと誰が好きなの?」とあくまで雑談ですよという感じで話されました。

私は「嵐だと二宮くんですね!」とニコニコしながら答えてしまいました。答えたあとで、内心「はっ!高望みだと思われるかもしれない。怒られてしまうだろうか」と焦りました。

「二宮くんねえ、ふんふん。どういうところが好きなの?」と笑っていました。もしかしたらおばあさんも二宮くんがすきなのかもしれません。

「二宮くんはかわいいのですきですね^^」と答えました。

それを聞いたおばあさんは「かわいい系が好きなのね。」と笑っていました。おばあさんとこんな話をするとは思っていなかったので、なんだか親密になれたようで嬉しかったです。

「ふ~ん、二宮くんか、、。あなた自営業はいける?ケーキ屋さんなんだけど。」とおっしゃいました。

私はびっくりしました。二宮くんのようなかわいい男子がパティシエとして働いているなら自営業でもアリだなあ、なんて打算的なことを考えました(笑)

 

「ぜひお写真拝見したいです。」とぬけぬけと私は言いました。

「二人の男性の写真を同時に見せることはしたことないんだけどねえ、ちょっと待っててね」と行ったあと、二宮くん、もとい自営業パティシエさんのお写真と自己紹介書を持ってきてくださいました。

 

どきどきとお写真を見たのですが、かわいらしい感じの方でした。二宮くんには似ていませんでしたが(おばあさん、ごめんなさい)確かに私のタイプです。

おばあさん、私の好みまで聞いてくれてすごーい、お見合いって私が思うより楽しいものなのかもしれないとその時思いました。

 

おばあさんは「では、こちらの男性はやめて、ケーキ屋さんの彼でよろしいかしら。二人同時はお相手に失礼だからね。」とおっしゃいました。

 

私は同時並行で色々な方と会えるわけではないのだなと思いましたが、おばあさんのやり方に従おうと思い「おっしゃるとおりです、失礼になりますよね。ケーキ屋さんの方とぜひお見合いさせてください」とお願いしました。

 

→続きます

(次回:社会人サークルでの、ちょードストライクな男性との出会い)