【どきどきの結婚相談所入会】
こんばんは。見ていただきありがとうございます。
初めて結婚相談所の仲人のおばあさんと会ったときについて書いていきます。
玄関が開き、おばあさんが出迎えてくれました。
私「おじゃま致します。」
おばあさん「はい、どうぞ~」
和室に通していただきましたが、ちょっと暑かったです、、。
おばあさん「ごめんなさいね~。クーラーのリモコンがなくて、、。」
私「いえ、おかまいなく。大丈夫です。」
このとき、私は普通のおばあさんそうでよかったな、なんて思いました。
結婚相談所やそこにいらっしゃる仲人さんはどんな人だろう、とどきどきしていたのですが、普通の民家でおばあさんが出迎えてくれたのはなんだかほっとしたのです。
さっそく入会の手続きのご説明を聞かせていただきました。
まず驚いたことは、説明を受けて100%皆さん入会されているとのこと。
私はどの結婚相談所に入会しようか考えていて、複数の結婚相談所で説明をお聞きしてから、どこに入会させて頂こうか決めようと思っていました。
しかし、おばあさんの話を聞いて5分で入会を決めてしまいました。
おばあさんの説明には説得力があり「入会金、月会費もかかりませんので、いい人がいたらご紹介するというペースになるから、入会して損はないですよ。昔は私くらいの年代の人たちが結婚適齢期の人たちに結婚相手にふさわしい人をどんどん紹介してたのに、今は全くやらないのね。年配の人たちは若い人たちを見ても知らんぷり。嫌われたくないからね。それじゃあ、あんまりじゃない。それとね、昔は紹介したからといってお金なんて受け取らなかったの。そういうものなのよ。菓子折り一つ頂くくらいのものよ。」
そのご説明を聞いて私は、なるほどなあ、昔ながらのお世話好きなおばあさんがやってらっしゃる結婚相談所なんだなあと思いました。今時の若い人は好き嫌いが分かれると思いますが、私はなんだか安心感があって、好ましく感じました。
入会にあたって必要なものは自己紹介書(身上書)と契約書に記入し捺印の上、写真が必要とのこと。おばあさんは自己紹介書のことを履歴書とおっしゃっていました。
まず履歴書に氏名、生年月日、住所、勤め先、年収、趣味、家族構成などを記入しました。タバコを吸うか、賭け事をするかの欄もありました。
私はおばあさんを待たせてはいけないと思い、せっせと急いで書いていましたが、
「ちょっと待って頂戴。なんて書くか教えてから書いてくれる?」とストップされました。
そうだよな、男性がこれを見るのだから内容がまずくないかチェックしたいよな、と反省しました。
体重と身長、視力の欄もあり、「体重も書くのですか、、。」と私は内心怯みました。
おばあさん「体重何キロあるの?」
私「○6キロ」です。(本当の体重から2キロサバを読みました、、苦笑)
おばあさん「あらー、身長は166センチでしょう。それでその体重ね。太っているようには見えないけど、体格がいいのね。では○3キロにしましょう。3キロのサバならあってないようなものよ」と笑っておちゃめにおばあさんは言いました。私はそうすると5キロ、サバをサバを読んでいるなあ、痩せなくては!と心に決めました。
なんとか自己紹介書(履歴書)を記入を終えました。
そのあと、契約書に記入捺印を終えました。
おばあさん「次はお相手への希望条件を教えて頂けるかしら?」
私「そうですね、、、。年齢は20代後半から30代半ばがいいですね。」
おばあさん「そうよね、そうなるわよね。ほかには?」
私はほかの条件を言おうとしましたが、言葉が出てきません。
えーっと、と考えてみましたが思考がまとまりません。見かねたおばあさんの方から質問してくださいました。
おばあさん「年収は?○○(私とおばあさんの住む県)県の平均年収知っている?」
と聞かれましたが私は調べたことがありませんでした。おばあさんから教えてもらった年収は500万を切っていました。
「それなのに、600万以上がいいですなんて言う人が多くてね。そして年収は年齢×10よ。」とおっしゃられました。
私「そうですね。そうしたら300万くらいですかね。」
おばあさん「そうね、そのくらいが妥当だわね。」
このとき私は、仲人さんであるおばあさんから嫌われないようにするのが重要だと感じました。仲人さんも人間ですから、自分を棚に上げて無理難題をいう人よりアドバイスにきちんと耳を傾ける人のほうが印象は良いに決まっています。
それに加え、私自身、派遣社員として働いているので年収は高くありません。それなのに、男性に高い年収を望むのは、高望みのような気がしました。
こうやって現状をありのまま教えてくれる仲人さんがいるのは心強いなと思いました。今までマッチングアプリや街コン、婚活パーティーに参加しましたが、いい結果が出せず行き詰まっていたのです。婚活において客観的なアドバイスを教えてくれる第三者がいるというのは大変心が救われます。やはり勇気を出してよかったと思いました。
他におばあさんは同居は可能か、タバコを吸うの人は許せるか、自営業の人はどうか、農業の人はアリか質問されました。
同居は難しいと答えると、「今の人たちはみんなそう言うわ。でも結婚というのは両家の結び付きよ。今すぐ同居しろとは言わないけれど、覚悟は必要なのよ。そして結婚は生活よ」とおっしゃいました。
私は確かにその通りだな、と思いました。そして今まで漠然と結婚したいと思っていましたが、そんなに甘いことばかりではないなとおばあさんに言われてから気付きました。結婚は生活、と言われたその一言が妙に現実味に溢れていました。
タバコを吸う人は許容範囲、自営業と農業の方を考えたことがなかったのですが、それではダメよとお叱りを受けました。
そうして入会の手続きが終わり、写真は後日持ってくることに。
お礼を述べて、おばあさんのお宅を去りました。
→続きます
(次回:おばあさんから男性のご紹介)